Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

ガラス箱のアリ

先日、地元の食事会で女性と知り合いました。
私が住んでいるところは田舎なので、あまり期待はしていませんでしたが、かわいい人が一人いました。
 
 
その女性は知っている人の娘さんだったりと、田舎あるあるなハプニングもあったのですが、LINEを交換しました。
 
 
すると、今まで数々の女性を紹介されてきた私ですが、ダントツでちゃんとLINEを返してくるではありませんか。
 
 
最初は嬉しかったのですが、段々と不安になってきました。
30代中盤でこれほどちゃんとした返事をしてくる人はいなかったので、もしかしたら何か後ろめたいことがあるのではないかと。
 
 
すると予感的中!
この女性、現在離婚協議中とのこと(笑)
 
 
やはり私の恋愛は一筋縄ではいかないですね、しょうがありません。
 
 
それが判明してから何回かLINEをしたのですが、段々と私の中で興味が変化していることに気付きました。
 
 
恋愛対象としての興味から、離婚協議をしている人としての興味に。
 
 
その女性のことを知りたいという気持ちではなく、「離婚協議ってどういうことをしているの?」という、人間観察的な興味です。
 
 
色々と聞きたいことがあるのですが、言うまでもなくこれって失礼なことじゃないですか。
 
 
相手のことを思いやっての質問ではなく、好奇心としての質問。
ただガラス箱のアリを観察しているような感覚です。
 
 
その女性もつらいことがあったのでしょう、しかしそれに対する共感の念はあまり感じていない自分がいました。
 
 
旦那さんとは仲がよかったけど、急に別れようと言われたらしいです。
ようやく立ち直れるようになったといっていました。
 
 
そんなつもりはないのかもしれないけど、変な話誰でもよかったのではないかという気持ちが湧いてきました。
 
 
たまたま最初に出会ったのが私なだけであって、それ以上でもそれ以下でもないのではないか。
 
 
女性って、この人じゃないと駄目だ!みたいな感覚で人を選ぶのではないかと思っていましたが、自分もそうでした。
 
 
こんな当たり前のことにようやく気づけましたね。
 
 
なんとなく、LINEを送るのをやめてしまいました。
 
 
以前の私だったら、無理やり何か話題を見つけて送っていたかもしれません。
しかし自分に問いかけてみました「LINEを送りたいのか?」
 
 
答えはNOでした。
理由はわかりません。
 
 
まぁでも、焦ることはありません。
自分に自信を持って、自分にやりたいかやりたくないか聞いてみる、それが正解なのですから。