睡眠が一番コスパのいい行動だといえる理由
私は結構ロングスリーパーだ。
8時間、9時間寝ていても平気だ。
しかし平日はやりたいことがたくさんあるので6時間か7時間しか寝れない。
結構きつい。普通の人にとってはそれが当たり前だろうけど。
芸能人のインタビューなどを見ていると、「最悪、寝ずにやったらいいかな」とか、「寝なくちゃいけないのがいや、ずっと起きていたい」などという人がいるが、全く理解できない。
逆に
「なぜ朝になったら起きなくてはいけないのか?」
「この世の楽園とも言える布団の中を出る苦痛に、どうして耐えられるのか?」
ストイックな人の考え方はわからない。わかりたくもない。
言うまでもなく、睡眠は人間の生活に欠かせない。
睡眠不足になると意識は朦朧とし、集中力は欠け、体調も悪くなる。
つまり、睡眠という一つの行動を削るだけで、複数の行動が同時に悪化する。
これはどう考えてもコスパが悪い。
逆に言うなら、睡眠を取るだけで、他のあらゆる面が向上するのだ。
しかし昨今では、未だに寝てない自慢をする人が多いし、ドラマや映画などでも、徹夜で仕事をする事が、あたかも尊いかのような描写のされ方をする。
私の働いているような中小企業は、未だに土曜日もたまに出勤するし、祝日さえ出勤の時がある。これは体力のない企業なら、ある程度は仕方ないことだと思う。
しかし、例えば平日の就業時間を8時間ではなく7時間にすることさえできないのだろうか?月に3日、4日も休日を増やすのは難しくても、それならできるのではないだろうか?
昔からそうだという理由だけで、大抵の企業は8時間労働だ。
この数字にはかつては根拠があったのだろうが、間違いなく今の働き方と照らし合わせてみれば、大きな根拠はないと思われる。
ゆとりのある生活でなければ、人は幸せになれない。
30分でも一時間でも多く寝るために、人はもっと考えなければならない。