なぜ人は余計なことを言ってしまうのか? 4/10
実はすごく簡単な話だった
前回の続きです
ここで私が最初に言ったことを思い出して欲しい。
私は家の事情でKを巻き込むのは申し訳ないから、別の人と組んでもいいという具体的な選択肢をKに提案した。
どちらを選ぶかはKの自由だ。
そしてKは私を待つことを選び、私はそれを信用した。
しかしKは、一ヶ月も立たずに妙な提案をして駄々をこねてきた。
話はごくごくシンプルなもののはずだった。
Kが待てないのなら、他の誰かと組めばいい。
or
待つのなら個人でできることをそれぞれ頑張る。
↓
そしてコロナが落ち着いたらまた活動を再開しよう。
たったこれだけの話である。
この選択肢のどちらかを選ぶだけでいいのに、なぜかわけのわからない道を選んでメンバー全員が嫌な思いをすることになった。
そして自分が原因だとわかっていないどころか、「俺はバンドのことを思ってやっている」などと言ってくる。
これほど救いのない話はないだろう。
つづく