なぜ大食い企画は失くならない?3つの理由
昨今においては、テレビのバラエティ番組で大食い企画がたくさんあります。
あれって、面白いですか?
個人的には、何が面白いのかわかりません、残飯が増える助長をしているようにしか思えないからです。
そんな大食い企画ですが、今も昔も人気があります、それはなぜなのか自分なりに考えてみたところ、3つの理由に至りました。
1.安上がり
2.画面映えする
3.勝負事にできる
それでは一つずつ解説していきたいと思います!
1.安上がり
テレビの企画というものは、とにかくお金が掛かるものです。
場所を借りたり許可を取ったり、ロケをするならそれだけで大仕事です。
しかし大食い企画なら、その店を貸し切るだけでいいので非常に安上がりなのです。
2.画面映えする
料理をデカ盛りにすれば、それだけで画面映えします。
もし屋外の企画でインパクトのある絵を撮ろうとするなら結構苦労すると思いますが、デカ盛りなら一瞬でいい絵が撮れます。
大食い企画にすればある程度の撮れ高は保証される、というわけですね。
3.勝負事にできる
誰が早く食べきるか、あるいは時間内に食べきれるかという勝負事にすれば、単純なドラマを演出することができるわけです。
さぁあと1分!食べ切れるのか?どうなのか?やった~食べきった~!おめでとう~!
みたいな白々しい演出を誰もが見たことがあるでしょう。
勝負事にすればそこにドラマが生まれ、人はなんとなく感動してしまうのです。
まとめ
いかがだったでしょうか。
最初にもいいましたが、個人的には大食い企画はあまり好きではありません。
芸能界でも大食い企画の意味がわからないと言っている人が少なくないにも関わらず、なぜかなくならない、その理由を考えてみました。
常に面白い企画を考えるのはプロでも難しいでしょう。
映像にするならある程度の見せ場も必要です。
大食い企画はそれらをある程度は安定して出せる、いわば鉄板企画といったところでしょうか。
SDGsが謳われる昨今において、大食い企画をやる意義はあるのか、テレビ業界にはそのへんを今一度考え直してもらいたいものです。