独裁者になりたい
私はすごい頑張ってる。
全然うまくいかないけど、それでも必死で前向きな気持を保とうとしている。
でも誰ひとりとしてねぎらってくれる人はいない。
だから自分で自分のことを褒めるしかない。
自分で自分のことを褒めるしかない、という人は私以外にもたくさんいるのではないだろうか。
日本は相手を褒めるという文化がほとんどないからだ。
自分で自分を褒めると、自尊心が歪んでしまうらしい。
でもそうしないと、自分というものが折れてしまいそうになるから、そうせざるを得ない。
たまに何の根拠もないのに自信満々の人が居るが、本当に羨ましい。
あなたのことを認めてくれる人がそばにいるのなら、それはすごく幸せなこと。
良かれと思って私にダメ出しをしてくる人がいる。
そういうのはよくないよ、こうしたほうがいいよ、と。
良かれと思ってだとしても、言わないでほしい。
何もうまくいかない私だけど、このままではダメだと誰よりも自分がわかっている。
だから何度傷ついても前向きな気持を保とうと頑張っている。
そこで否定されるのは、いかなる理由があろうとも最後のトドメになりうるからだ。
伝わらないから、口を閉ざすしかない。
でも何も言わなければ伝わらないと叱られる。
必死で伝えても、その考え方はよくないと叱られる。
だから口を閉ざす、この繰り返し。
だから合わない人とは関わらない、これが一番だ。
それが逃げだと言われても否定はしない。
黙るのがいいとか悪いとかではない、少なくともそれが最適解だと思う。
選んでいるというよりは、そうせざるを得ないからしているだけとも言える。
結局のところ、他に何も選択肢がないからイヤイヤ感がでてしまうのだろう。
どうすれば選択肢が増えるのだろう。
この世にあるものは、全て有限である。
きっと誰かがたくさん持て余し、私のような人間がその残り物を選ぶしかないのか。
力がほしい。
悪く言われようとも、自分が独占する方になりたい。