クモタロウ観察日記
ここ最近、職場の私の机の周りに小さなハエトリグモがうろついています。
見た目は非常に気持ち悪いですが、クモは益虫らしいので無下にもできません。
追い払っても追い払っても現れるので、いっそのこと観察してみようかと思います。
私は虫が嫌いなので直視はできないし、個体ごとの差はわかりません。
ですので、もしかしたらこの前現れたクモと今日現れたクモは同一のクモではないかもしれませんが、話の都合上同じクモとして扱います。
生き物というものは皆そうなのかもしれませんが、クモタロウ(という名前とします。ちなみにオスなのかメスなのか不明)も平坦なところに現れることはあまりありません。
基本的にはディスプレイの裏とか上とか、私が図面を置く台の裏とか目立たないところをウロウロしていることがほとんどです。
人間以外の生き物の存在理由は全て、生存して子孫を残すということだけに集約されますので、おそらくはクモタロウも私のデスク付近でエサでも探しているのでしょう。
私の働く会社は山奥にありますので、結構虫がでます。
最悪なことに、ダニというのかノミというのかわかりませんが非常に小さな虫が紙の間にいることがあります。
ですので、クモタロウはこの職場にいる限りは食いっぱぐれることはないと思います。
セルフサービスではありますが、私達社員よりも待遇はいいのではないでしょうか。
どうりで私のデスク周りから離れられないはずです。
なんてことを考えていたら、どこかへ行ってしまいました。
人間からすれば狭い部屋ですが、クモタロウの大きさからすればこの部屋はとんでもなく広く感じるはずです。
クモタロウの冒険はこれからも続くのでしょう…
と思ったらなんと、隣の席のおじさんが捕まえて外に逃がしたとのこと(笑)
もしかしたらまた、私の机に帰ってくる、かも。