こんなのただの遊びなんだから
あなたは好きなことをしていて、苦しいと思ったことはありますか?
私は趣味でギターを弾きます。
ギターを初めて触ったのは高校生の頃ですが、それから数年で挫折してしまい、その後10年くらい放置しておりました。
そして30才になった頃に再び始めて、今現在35才になるまでなんとか続けられております。
一度挫折しているので、30才からの数年は結構真面目にやっていたと思います。
(今はかなり適当になっておりますが…笑)
真面目にやりすぎていると、好きで始めたことなのに段々とつらくなってきました。
そんな時、知り合いのギターがうまいおじさんが別の知り合いに言っていた言葉が耳に入ってきました。
「いーんよそんなに真剣やらなくても、こんなのただの遊びなんだから。」
その言葉は私に向けられた言葉ではありませんでしたが、ぐさりと刺さりました。
趣味なんて、ただの遊びなんです。
それ以上でもそれ以下でもありません。
私が今の歳から真面目にやったところで、プロになれるわけないのです。
まずそこを勘違いというか、自惚れていました。
大人になると、何かしらの見返りがないと行動できなくなってきますよね。
いやー、我ながら薄汚い大人になったなと日々実感しておるわけですよ。
子供の頃は「ガードレールのここからあそこまで息したらダメ~」みたいな意味不明ゲームをたくさんやっていたのに、今じゃリターンのないものは最初から手を出さない…
だけならまだしも、なるべくなんかスゴそうなプログラミングとか手を出してみよっかな~なんつってやってはみたけど結局挫折するという、中身は一切成長していないことに気付かされる毎日です。
当然のごとく、趣味はただの趣味です。
仕事なら嫌なことがあってもやらなくてはいけない場面も出てきますが、好きでやっていることなら、あなたがドMでもない限り苦しんでまでやる必要はありません。
つらいならさっさとやめてしまえばいいのです。
ただそれだけのことでした。
もし好きなことを真面目にやりすぎて疲れてしまった時は、思い出してみてください。
「こんなのただの遊びなんだから」
あなたは好きなことをしていて、つらいと思ったことはありますか?