意味のない習慣
私、趣味でギターを弾きます。
スポーツとかも同じだと思うのですが、ある程度続けてくるとぶち当たるのが、基礎練習をやるのかどうかという問題。
ギターの基礎練習の場合は、曲ではなく規則正しく指を動かす、みたいなエクササイズがあるのですが、とりあえずそれを継続してみようと思い、実際に半年近くやりました。
半年近く継続できていたので、自分の中ではいいことだと思っていたのですが、どうやらそうでもないということに気付きました。
というのも、毎日基礎練習をするだけで疲れて、曲の練習をやらなかったからです。
継続できていたので、達成感みたいなものはあったのですが、腕前はほとんど上達しませんでした。
当然ですよね、基礎練習は正しく動かすだけで、音楽にはならないからです。
続けてみて気付いたのは、曲を練習する前に疲れるくらいなら、基礎練習はしなくていいということです。
そして基礎練習は上級レベルになりたい人がすることであって、私みたいに楽しくやりたいだけの人がやったらすごくモヤッとする結果になると思います。
半年続けてみたことが無駄だとは思いません。
下手したらこれが何年も続いていたらもっと悲惨だったでしょうから。
半年で気付けただけまだマシだと思うことにします。
基礎練習をする際に気をつけておきたいことをまとめると、
・基礎練習で疲れて曲の練習ができなくなっていないか?
・絶対に上級者になりたいという意思があるか?
逆にいうなら、基礎練習をやったあともバリバリ曲の練習をできるくらい情熱があればやる価値があると思います。
そんなふうに思えないのなら、基礎練習をしてもおそらくはそこまで効果がないと思われます。
何か趣味があって、初級者を抜け出して中級にいく時期にぶち当たる、基礎練習をやるか否か問題。
あなたはどちらのタイプですか?