なぜ働かなくてはならないのか?
勤労の 義務 ともいう。. 憲法 は〈すべて 国民 は 勤労 の 権利 を 有し ,義務を負う〉 (27条1項)と定める。. 労働権 が国民の国に対する具体的な 請求権 を意味するものではないのと同様に,ここでいう 労働 の義務は,それによって国に,国民に対して,働くことを請求する権利が生ずるといったものではない…
なぜ私たちは働かなくてはならないのか。
しかも憲法に記載されるくらいに、ある程度の強制力をもたせてまで。
その問いに対する私の答えはこうです。
人間はヒマになると、ろくなことしないし、ろくなことを考えないからです。
ヒマ人はろくなことをやらないから、ある程度強い力で国民を労働に縛り付けているのです。
何かをしていれば色々考えることも少なくなるし、税金も集まるしで一石二鳥というわけですね。
しかしここで世の中が変換点を迎えてきました。
なんと、くだらないことが価値を持ち始めてきたのです。
例えば先日テレビで、コロナで仕事がなくなってやることがなくなったから、家のまわりをぐるっと回る、かなり大規模なピタゴラスイッチを動画にとってバズっていました。
ヒマだからこそなせる技ですね。
そしてそれが大勢の関心を集めた。
そして人が集まれば、それはビジネスになるわけです。
今まで全く価値のなかったことが、皆に求められるようになった。
きっと、みんな仕事でお疲れなのでしょう。
自由にくだらないことをやっている人が、羨ましがられる時代なのです!
こうなればしめたもの、段々と仕事という概念はなくなってくるのではないでしょうか。
あと100年もすれば、「昔の人達は、嫌なことを一日8時間もやらないといけない労働という作業をしていたんだよ。」、なんて世界になっているかもしれません。
とはいえ作業をすることに終わりは来ません。
つまり労働とは精神的なものです。
いやいややればそれは労働になるし、自分からやればそれは楽しみになる。
それだけの話です。
もしかしたらあと100年もいらないかもしれません。
できれば私が生きているうちに、そんな世界になってくれたらなと思う今日このごろです。