Story of my life

日常に転がる疑問を掘り下げるだけ掘り下げて放置

なぜ日本の会社は効率が悪いのか?

仕事をしていてちょくちょく出くわすのが、「これは一体誰が担当なんだ?」という場面。
 
 
「いやぁ僕は下っ端なんでお先にどうぞ」
「いえいえそんな、〇〇さんを差し置いて!お先にどうぞ」
 
 
なんて笑顔のまま机の下では足を踏んづけあって、東西冷戦のような一進一退の争いが、全国各地で起こっていることは想像にかたくありませんね。
 
 
一体誰がやるべき業務なのかわからないふんわりとした部分が相当あります。
ほんとにね、この世でふんわりしていいのはピチピチのゆるふわガールだけってね。
 
 
結論からいいます、その理由とは…
 
 
なんだかんだで誰かがやるから。
 
 
欧米の仕事で考えてみたらわかりやすいかと思います。
欧米は契約社会ですので、自分のやるべき業務の範囲をきっちり分けて考えます。
 
 
つまり、日本のようにぼんやりとした業務領域があれば、
「今日は妻がおいしいスコーンを焼いてくれるから、バ~イ」
と誰もやらずに帰ってしまい、会社が困ったちゃんになってしまいます。
 
 
対して、かつては黄金の国と呼ばれた日本は完全に堕ちてしまいました。
 
 
日本人、いわゆるイエローモンキーは結果ではなく過程を重視し、仕事に人情を持ってくる性質があります。
 
 
「いやぁすいませんねぇ、ウチも経営が厳しくてね、悪いけど〇〇さんの所とは、これっきりにさせてもらいますよ…クチャクチャ」
 
 
「僕たちを裏切るんですかァァァ!!!見捨てないでくださいよぉぉぉ、この契約が取れなかったら赤ちゃんにミルクを買ってやることができないッッッ…あぁ可愛そうなMy son……チラッ」
みたいなね。
 
 
そしてさらにNoといえないシャイボーイな一面も持っているので、ぼんやりとした業務があっても誰かしらが結局「自分、不器用なんで…」とやってしまう。
 
 
だからいつまでたってもぼんやりとした業務がなくならないどころか、むしろ老害共が意図的にそういう業務を作りさえするのです。
 
 
ほんとにね、そんな業務はぐちゃぐちゃに丸めてゴミ箱にダンクシュートしてやればいいんですよ。
こっちはイカれてるんだぞ、っていうポーズを周りにしないとね、生きていけない時代なんですよ。
 
 
見かけ上はなんとか回っているように見えますが、中身はドロッドロですよ。
もうね、それに気付いてしまったら会社に深入りしないようにするのはもはや当然の話ですよね。
 
 
やばそうになったらおつかれーっすって退散するしかないっていうね。
いやーほんとに日本人って働きすぎじゃないって、日本人の私からしてもそう思う。
 
 
この国から出たことないけど、それでもみんな働きすぎって本能でわかる。
内側から見てもそう感じるくらいだから、外から見たら「Oh...Jesus...」ってなるよねそりゃ。
 
 
もっと適当になろうよ。
多分、日本人の適当=外国人の普通くらいだと思うから、全然大丈夫(失礼)