なぜ夜にヒゲを剃るのか?
先日、私の父が夜にヒゲを剃っていました。
はい?なんでこんな時間にヒゲ剃ってるの?
とマジでびっくりしました。
ヒゲって朝剃るものじゃないですか?
そしてその後出かける、この流れが自然じゃありませんか。
夜ヒゲを剃ったって、朝起きたら多分またちょっと生えてますよ。
父親ながら、この人ほんとに変わってるなと改めて思いましたね。
でも確かに、私はヒゲは朝剃るものだと決めつけてしまっていました、それは私に非があるでしょう。
何事も決めつけてはいけません、だって朝起きて目を覚ます為に歯を磨く人がいるじゃないですか。
そしてその後、普通に朝ごはんを食べている…
いや、どう考えても意味不明。
少なくとも私だったら絶対やらない。
そんなことを考えていたら、また一つ思い出しました。
かつて知り合いが、昼ごはんを食べたあとに歯を磨いていました。
そしてなんと、歯を磨いたあとにタバコを吸っていたのです。
いやいや、昼ごはん食べる→タバコ吸う→歯を磨く、の順番でしょw
ほんとに自分だったら考えられないような行動をする人がたまにいるので、人間って本当に面白いですよね。
最初の話に戻りますが、夜にヒゲを剃るメリットってなんでしょうか?
例えば、ヒゲを剃って歯を磨いてお風呂入って、完全につるつるの状態になってから眠りたい、みたいな感じでしょうか。
もしくは、ヒゲが伸びるのが早すぎてちょっとずつ剃らないと痛いから、とか。
だめですね、夜にヒゲを剃るメリットが何一つ思い浮かびません。
しかし「知的生命体である人間が、意味のない行動をとるはずがない!」と思い込むことこそ盲点なのかもしれません。
意味のない行動を取る必要はありません、だって完全に無駄ですから。
しかしだからといって、意味のない行動を取ってはいけない、なんて決まりはありません。
だから意味のない行動を取っても何も問題はない…ただ意味がないというだけで。
父は夜にヒゲを剃ることによって、私に哲学を教えてくれた…?
父さん、ありがとう。
この謎を解いてこそ、一人前の大人になれるんだね…
つづく(続きません)