善意が邪魔をする
私は趣味でギターを弾いているのですが、先日同じ趣味を持つ同世代の人と知り合いになれました。
私が住んでいるところはど田舎ですので、かなり貴重な存在です。
地元で音楽ができる場所を作ろう的なノリで、サークル活動を始めました。
この前第一回目をして、楽しかったです。
が、早くも問題が起こりました。
第一回目にベースがかなり上手い人が来ていました。
明らかにその人だけ、数段階レベルが上です。
その人以外は中級くらいのレベルといった感じ。
するとそのベースの人が、次回はセッションをしようと言い始めました。
音楽の活動を大きく分けると、みんなで特定の曲を覚えて合わせるということと、もう一つはざっくりコード進行を決めて、アドリブで演奏してみる、この2つに大別されると思います。
言わずもがな、アドリブで演奏するには相当な数の曲をコピーしておかないといけませんので、それができるのは上級でないと無理でしょう。
たしかにそのサークルに初心者はいない感じですが、私を含めてアドリブができそうな人はいません。
次回は軽くセッションをしてみようとそのベースの人がグループラインで発言したので、若干の気まずさみたいなものが生まれてる感じです(笑)
実力的にも年齢的にもその人が一番上ですので、誰も文句が言えない感じです。
威圧的な感じは全く無いですが、明らかに他の人はちょっと自信なさそうな返事しかしていないので、次回は大丈夫なのだろうかといった感じ。
そしてそのベースの人がグループラインにおいて楽器隊は〇〇しましょう、みたいな言い方をしているので、ボーカルのみの人が何も発言できない状態になっています。
そのベースの人は全然いい人そうだし、みんなのレベルを上げたいみたいな感じで善意で言っているのでしょうが、私的にはまだ早くないか?と思います。
なんせまだそのサークルも一回しかしていないし、その時みんなとほぼ初対面みたいな感じでしたから、まだ打ち解けてる感じでもないのです。
他の人がどう思っているかはわかりませんが、次回はどうなるのやら。
考えてみれば、私は学生の頃部活も続かなかったし、社会人になってからも何かしらの集まりみたいなものに参加したことはなかったです。
これが初めての団体行動なのかもしれません(笑)
本当に、親御さんが子供に何かしらの習い事をさせる意味がようやくわかりました。
完全に一人で生きていくのは不可能ですから、少しでもいいから団体行動ができるようにしたいのでしょう。
サークル活動をやるにあたって、人として最低限の器用さみたいなものも必要だなとも感じました。
例えば地元の後輩でギターを弾く人がいるのですが、彼はめちゃくちゃ個性的な自作曲しかやらないので、多分このサークルに入ってみんなで決めた曲をやる、みたいなこともできないのではないかと思って、誘っていません(笑)
このサークル活動は私と、私と同級生のドラムの人と始めようかという感じでスタートしました。
ドラムの人の目的は、地元の音楽を盛り上げてSNSで発信したいみたいなことを言っていました。
私の目的は、地元で気軽に楽しめる場所が作りたいという感じです。
つまり私とドラムの人の目的は、重なっている部分があるのです。
しかしベースの人の目的は、みんなのレベルを上げたいといった様子。
これは少し私達の趣旨と合わないかなと思います。
合わないというか、少なくともまだ早いかなと思います。
なんせまだ一回しかしていないですからね(笑)
次回はGWです。
どうなるか、楽しんできます!