戦後の世界が終わった
ロシアがウクライナに軍事侵攻を始めました。
80年あまり続いた戦後でしたが、またしても人類は争いを始めようとしています。
たとえかりそめであったとしても、少なくとも大国が絡む戦争はありませんでした。
しかしロシアという大国が、軍事力という恐怖で他の国を侵略しようとしている。
人類は技術の面では進歩したかのように見えますが、本質は何一つ進歩していなかった。
今回の件で切実にそう思います。
しかし、この国際連合が、矛盾を露呈してしまいました。
安全保障理事会の提案は、多数決ではなく、満場一致でなければ採決されません。
そしてまずいことに、この常任理事国にロシアが入っている。
ロシアがノーを言えばどんな議題も効力を持ちません。
そしてこの常任理事国の権利は、恒久的なものと定められています。
つまり国連自体がなくならない限り、ロシアを止めることができません。
この国際連合の矛盾を解決しない限り、今回の紛争を止める手立てはありません。
欧米は出来る限り最大限の制裁をロシアに科すべきです。
でなければ、中国や北朝鮮も同じ行動を取ることは想像に固くありません。
悔しいことに、プーチン大統領は今回の軍事侵攻の為に、恐ろしいほどの準備をしております。
そして、もう二度と以前の世界に戻らない覚悟で軍事侵攻しています。
狂気の沙汰といっていいほどの準備と覚悟です。
欧米も、もはやまともな手段ではロシアを止めることはできません。
懲らしめる程度ではなく、本当にロシアを潰すくらいの気持ちで挑まなければ、世界は再び火の海に包まれてしまうでしょう。
今こそ団結の時です。
もう生ぬるい時代は終わりました。
これからは今生きている私たちが、戦争反対の声をあげなければいけません。