若さとは、人生一度きりのボーナスタイム
私は現在34才である。(2020年12月現在)
この高齢化社会ではまだまだ若いほうだと言えるが、それでも30才を超えると少しずつ不自由を感じるようになった。
今回は、私の思う若さの意味を、5つの項目から見ていきたいと思います!
1.合コンや求職で区切られる
2.今つらいという事は、来年はもっとつらい
3.若さとは、ただそれだけで素晴らしい
4.歳を重ねてよかったこと
5.時間を大切に使おう
1.合コンや求職での区切り
私は現在独身で、たまに合コンに行く。
30手前くらいの時はまだ相手をしてくれる人が結構いたのだが、最近めっきり相手にされることが少なくなった。
34才なら、20代の女性にはちょっと歳が離れてるかなと思われてしまう。
こういう言い方はもしかしたら差別的な意味を含んでしまうかもしれないが、30を過ぎた女性は少し、ガードが固くなる傾向があると思う。
結婚して子供を生むなら、もう失敗は許されない年齢だからそうなるのかもしれないが、やはりその傾向が強いと思う。
つまり20代の女性からも相手にされづらいし、同年代の女性はガードが固くなるので難しい、とかなり相手が少なくなってしまった感が否めない。
さらに合コンは35才以下、36才以上みたいに区切りがつけられる年齢でもある。
再来年にはさらに相手が少なくなることが予想され、かなりつらい。
そして35才が区切りなのは、仕事も同じである。
転職したいが、キャリア形成のために35才以下とか、40才以下と書かれた求人もちらほら目にするようになった。
この歳になり、嫌でも社会の厳しさを思い知ることとなった。
2.今つらいという事は、来年はもっとつらい
婚活サイトではないが、県が少子化に歯止めをかけるためのお見合いサイトに登録している。(かなり料金が安いので)
正直言って、あまり楽しいものではない。
というのも、ほとんどの場合、会う以前に断られるからだ。
モテたことはないが、かつてはそこそこ相手もいたので、正直自尊心がズタボロになっている。
しかし私はめげずに続けている、なぜか?
それは、34才の時点で相手が減ってきているのだから、40才を過ぎればさらに相手が減ると容易に想像が付くからだ。
相手も減るし、何より自分自身のガラスのハートが耐えられるかもわからない。
だからつらくても今頑張ったほうがいい、そう信じて続けている。
楽しい時もあるが、圧倒的につらい時のほうが多いのでやめようかと思ったこともある。
しかし何度考えても、今年より来年、来年より再来年の方が大変になるとわかるので、なんとかかんとか頑張っている。
3.若さとは、ただそれだけで素晴らしい
「若さ」というのは、ただそれだけで価値がある数少ない事柄の一つだ。
20才くらいの頃、よく同僚のおじさんが「若いっていいなぁ」といっていた意味が、今の私に重くのしかかる。
その当時は何をいってんだかと、よく考えもしなかった。
しかし若ければ、ただそれだけの事で社会から重宝される。
行動さえすれば、恋人も見つかりやすい。
企業も中途で入るより、新卒で入ったほうが待遇が良い。
失敗もよほど大きなものでない限り、若気の至りとして許容される。
(もちろん私もそうだが)若さが素晴らしいとわかった時には、もうその季節は過ぎ去ろうとしている、そんな切なさを感じている人は多いのではないだろうか。
4.歳を重ねてよかったこと
ここまであまりに暗いことばかり話したので、歳を重ねてよかったことも話しておきたい。
若い頃の私はすごく頑なだった。
思い込みが激しく、落ち込みやすく、何をするにも勇気が持てなかった。
しかし歳を重ね、色々な経験を積んだおかげか、自分自身を許せるようになってきたように思う。
若い頃は出来ないことがあると、自分を責めて落ち込んでいた。
今はできないことがあると、得意な人に任せたり、どうしても無理なら逃げてしまうこともできるようになった。
つまりはズルくなったのだ。
私は現在独身なので、何をするにも自由だ。
結婚している人には、羨ましいと言われることもある。
半分以上は冗談(もしくは嫌味)だろうが、10%~20%は本気の部分もあると思う。
先程述べたように、私は結構ズルく立ち回れるようになった。
しかし中にはうまく立ち回れなかったり、相手の頼みを断れずにたくさんの重荷を背負っている人を見かける。
というより、そういう人のほうが多いな、とさえ思う。(日本人なので仕方ない)
たくさんの才能を持っているのに、仕事を断りきれずに抱えてしまう人。
若さを持っているのに、スマホのゲームやパチンコで時間とお金を浪費してしまう人。
そういう人を見ると他人事ながら、もったいないなぁと胸を痛めてしまうような時もある。
私は孤独な人間だが、少なくとも嫌なことからは逃げるズルさを持っているし、体力の続くかぎり自分のやりたいことに時間を費やせる自由を持っている。
人を見下しているわけではないが、ふと周りを見渡すと、私はまだ幸せな方だとさえ思う。
5.時間を大切にするということ
自分で書いていて軽く落ち込みそうにもなったが、その一方で自分自身のことを振り返るいいきっかけになった。
わたしはそろそろ若いと言われる歳が終わりに近づいているが(もう終わってる?)、色々な事を経験したおかげで、若さの素晴らしさに気付くことが出来た。
その気持ちを通して「人はいつか死ぬ」という、当たり前の事実を少しずつ受け止めることができるようになってきた。
それはどういうことかというと、時間を大切に使うということ。
たまに、もっと早くそのことに気付いていればなぁ…と後悔することもある。
しかし、生涯に渡ってそのことに気付かずに、ただ時間と富を浪費し、しなくてもいい苦労を抱え込む人もたくさんいる。
私は気付けただけまだまだ全然マシなのだ。
嫌なことや出来ないことは、勇気を出してちゃんと断る。
タバコ・ギャンブルなど、依存性のあるものには近づかない。
好きなことを見つけ、夢中になる努力をする。
何かを変えたいと思うなら、毎日少しずつでいいから継続する。
どうしようもなくつらいこともあるが、時の経過が忘れさせてくれることもあると理解する。
これらを実践するだけで、人生は驚くほど楽しくなる。
同時に、人生の短さも思い知ることになる。
だからこそ精一杯、生きていこうと思える。
幸せとは、そういうものだろう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は私の思う若さの意味を5つの項目から考えてみました。
同年代の人は同意できる部分がいくつかあったと思います。
私より下の年齢の人は、まだ実感がわかないかもしれませんが、時間というのは無慈悲に確実に過ぎ去っていくものです。
いくつになっても挑戦できると言っている人は、間違いなく若い時からたくさん挑戦しているだけです(笑)
今まで何もせずに、いきなり挑戦できる人というのはほとんどいません。
少しでも早いうちから、挑戦することに慣れておきましょう。
よりよい人生を送るために、参考になったのなら幸いです。
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